辛いことも楽しいこともたくさんあった遠距離恋愛。念願叶って結婚の流れになると、いよいよ…と思いますよね。結婚までスムーズにいくかと思いきや、なかなかスムーズにいくカップルはいないのが現状です。遠距離だからこそ気を付けたい、ケンカをしないで結婚式の計画を立てる方法をお伝えします。
目次
遠距離カップルの結婚で大切なこと
まずは、遠距離カップルの結婚で大切なことを考えていきましょう。ケンカをしないで結婚式の準備をするには、遠距離カップルだからこそ気を付けたいことがいくつかあります。遠距離だから意識してほしい、大切な3つのポイントを伝授していきます。すぐに実践できるので要チェックです。
1人の意思で物事を進めない
1人の考えで物事を進めないようにしましょう。近距離カップルではすぐに会うことができるので、2人で物事を進めていくことは多いです。ところが、遠距離で連絡が付かないと、どうしても1人で物事を進めてしまうことがあります。結婚式までに時間もなくて慌ててしまうこともありますが、2人の結婚式であることを忘れてはいけません。
1人の意思で物事を進めた結果、
- 1人で進められるなら、勝手にすればいいじゃん
- 自分がいなくてもいいのは?
といったように、マイナスの考えが出てしまいます。ですので、どうしても1人で物事を進めないといけないときは、あらかじめLINEなどで連絡を入れておくようにしましょう。勝手に動くことでケンカに発展しやすくなってしまうのですよ。
お互いや親族のことを考える
遠距離カップルは、お互いに対して思いやりを持つだけでなく。お互いの親族のことを考えることも大切なことになってきます。結婚式を挙げるところ1つとっても、結婚式の主役である2人は沖縄と思っていても、移動距離があるので現実的に難しい場合もあります。そのときに、親族のことを考えずに結婚式の予定を立ててしまうと、立て直しになってしまうこともあります。
親族の交通費はどうすうのかなど、小さなことですが遠距離だからこそ気を遣った方がいいこともあります。近距離カップルよりも結婚式をする場所の距離はしっかりと考えることが重要です。
挨拶はぬかりなくすること
遠距離だとどうしても簡略的になりがちなのが「挨拶」。遠距離だから挨拶に行かなくても、多めに見てもらえるんじゃないか…と思ってしまう人もいます。ですが、結婚はあなたと相手だけの問題ではなく、親族間のつながりも大切にしていかないといけません。
そのため、どんなに遠距離であっても、挨拶はぬかりなくしておくことがおすすめです。挨拶をされて嫌な人はほぼいないですし、挨拶をしっかりしておくことで、礼儀がしっかりしている印象を残すことができます。親族間でもめると、当人同士もケンカに発展しやすくなるので、気を付けてくださいね。
遠距離で結婚式のときの一連の流れとは?
遠距離で結婚式を挙げようとすると、流れはどうなの?どこでやったらいいの?と思うことがあります。近距離でも顔合わせなど大変だと感じることが多いのに、遠距離となるとより神経を使います。遠距離で結婚式を挙げる時の、一連の流れを見ていきましょう。
1.お互いの両親に挨拶
プロポーズが終わってお互いに結婚の意思を確認したら、お互いの両親に挨拶に行くことになります。男性であれば「娘さんをください」という、あの瞬間です。ここで重要なのは、事前に遠距離カップルであることをお互いのご両親が把握しておくこと。知らないでご両親に挨拶に行ってしまうと、遠距離で離れていってしまうショックから、結婚を反対されてしまうケースもあるんです。
プロポーズまで済んでいるのに、両親に結婚を反対されてごちゃごちゃしたくないですよね。結婚を反対されると、「どうしてこんなことになったの?」とイライラして、ケンカに発展することもあるんです。お互いの両親に挨拶に行く前に、あらかじめお互いの両親に恋人の存在を仕込んでおいた方がよさそうです。
2.両家の顔合わせ
お互いのご両親に挨拶に行ったら、今度は両家の顔合わせです。特にここで何かをするようなことはありませんが、節目として両家で食事をして、お互いがどんな両親なのかを確認する意味合いもあります。このあたりに、結婚は親族が関係してくる片鱗が見え隠れしますね。
両家の顔合わせの場所も、移動距離を考えて、お互いの家の中間にしてみましょう。例えば、どちらかの家の周辺のアクセスが悪いなど、特別な場合は、2人だけで悩むのではなく、両親と話すようにしてみましょう。打開策も見えてきて、ケンカの心配も少なくなってきますよ。
3.一緒に結婚準備を進める
お互いの両親に顔合わせや挨拶が終わったら、今度は2人で結婚式の準備を進める段階になってきます。ここで気を付けるのが、
- どこまでの友人を呼ぶのか、
- 予算はいくらにするか
- 式場はどこにするのか
など、細かいことがたくさんあります。お互いの希望はあるかと思いますが、どこで妥協できるのか、絶対に譲れないところはどこなのかを、2人で話すようにしていきましょう。ここでケンカの発端になりやすいのが、「勝手に話を進められてしまった」というところ。
2人の結婚式なのに、勝手に決められてしまったら、いい気分はしないですよね。もしケンカを避けたいのであれば、2人で話し合って結婚式への準備を進めるようにしていきましょう。
遠距離だからこそ気を付けて!ケンカせずに結婚準備を進める方法
結婚式の前や準備のときは、マリッジブルーになっていたりと、神経がピリピリしていることがあります。そのため、普段は何も思わないことで言い合いになってしまったり、今までのイライラをここぞとばかりにはき出してしまう人がいます。ケンカが原因で婚約破棄になるケースもあるので、しっかりチェックしてくださいね。
理想ばかりを追い求めない
結婚は理想が先行してしまうこともあります。確かに結婚は夢のようで、毎日好きな人と一緒にいられるので、ついつい理想を追い求めがち。ですが、理想ばかりを追い求めてしまうと、相手が疲れてしまうこともあります。同じ理想を追い求めているのであれば、もめることは少ないですが、「そんなに期待されても応えられるかな…」と、相手にプレッシャーをかけてしまう結果に…。
こうなると、プレッシャーから逃げたくなって、結婚式の準備をしてるのに浮気をされてしまったり、ケンカばかりで一緒にいたいと思えなくなってしまったりと、いいことはありません。理想を持っていても、マシンガンのように理想を口にしないで、小出しにしていくようにしましょうね。
お互いの家から負担のかからない式場を選ぶ
結婚は2人だけの問題ではありません。お互いの親族が関わってくるものですよね。そのため、結婚式場はお互いの家から負担のかからないところにすることもポイントです。例えば、北海道に住んでいるのに、沖縄で結婚式を挙げたいと思っているケース。きれいな海をバックに、素敵な結婚式を挙げたいと思うこともあるかと思います。
ですが現実を考えてみましょう。結婚式に参列してくれる人の交通費はどうするのか、宿泊が伴う場合はどうしたらいいのかなど、考えることがたくさん!現実的に難しい状況になるのは、何となくわかってきます。ですので、先ほどの理想ばかりを追い求めないに直結する部分ですが、あくまでお互いの親族にも負担がかからないように式場を選んでみましょう。
言い合いをしたら相手の意見をまずは聞いてみる
結婚式に向けて準備を進めていると、2人の考えが異なって喧嘩をするような場面が出てきます。ケンカをしないで結婚式までいくようなカップルはとても少ないです。もし言い合いをしたら、相手の意見をまずは聞いてみるようにしてみましょう。相手の意見を聞いてみることで、気が付けなかったところが明確になることがあります。
- 相手にこんなに負担をかけていたんだ
- ちょっと言い過ぎたかな
- もっと相手のことを考えないと!
などと、気が付くことができます。気が付くことができるようになると、結婚してからケンカをしても、お互い分かり合えるまでの時間が短くて済むようにもなりますよ。
気を付けてたのに…。ケンカしたときの処方箋
気を付けていてもやっぱりケンカしてしまうこともありますよね。そんなときにどうしたらいいのか、どうやって仲直りすればいいのかなど、ケンカしたときの処方箋をお出しします。
追い込むように連絡しない
ケンカをすると、1人になりたいと思う時間もあります。連絡が取れなくなると、「結婚式の準備はどうしたらいいの?」と思ってしまいますよね。ですが、そこで追い込むように連絡をしても、いい結果は出てきません。ここはグッとこらえて冷静になる時間を持つことが大切です。
1週間もすると冷静になることができるので、その期間に追い込んでしまうと、余計に物事がぐちゃぐちゃになりやすいです。冷静になって、お互いが話せるまでは、連絡を控えることも大切です。
何がいけなかったのか素直に伝える
ケンカをするということは、何かがいけなかったから起こるものです。ケンカして冷静になると、「ここがいけなかったかな?」と思えるようになるので、その時に、相手に何がいけなかったのか素直に伝えてみるようにしましょう。素直に伝えるだけで、相手も素直になって話してくれる確率がグッと上がります。
ポイントは素直!意地を張っていてもいい結果は得られませんよ。
どうして結婚しようと思ったのか初心に帰る
そもそもどうして結婚しようと思ったのか初心に帰ることも大切です。結婚の話が出るまでは、結婚できるかどうか不安で仕方なかったのが、準備を始めると状況と心境が一気に変わります。今まで考えてなかった「どうしてこの人と結婚しようと思ったのか」を思い返してみましょう。
そうすると、相手のいいところが見えてきて、「このままケンカしてもよくない」と気が付いて、仲直りするきっかけを得ることができるようになりますよ。
遠距離の結婚は絆が試される
遠距離で結婚しようとすると、何かと大変なことがたくさんあります。どこでどうやって向き合っていくのか、相手を思いやれるのかが大切です。遠距離恋愛を乗り越えられたのですから、きっとあなたたちなら大丈夫。これから長い期間続く結婚生活。素敵な生活になるように、2人で歩みを揃えて進んでいきましょう。