A型とB型から生まれる血液型とは?性格や相性はどのようになる?

知っているようで意外と知らない血液型。A型とB型は血液型の中でも多い血液型ですが、どうやって生まれるのか気になることはありませんか?お父さんとお母さんの血液型の組み合わせで、A型なのかB型なのかが分かります。ここでは、どうしたらA型とB型になるのか、性格や相性はどうなのかに迫ります。

A型やB型などの血液型はどうやって決まるのか

血液型はどうやって決まるのか、ちょっと気になりませんか?中学や高校の生物で、「優性遺伝と劣性遺伝」という勉強をしたことを覚えていますか?実は、血液型は優性(強く出る)と、劣勢(優勢があると負けてしまう)の2つに分けられています。どのように分かれているのかというと、

  • A型とB型は優勢
  • O型は劣勢

このように分かりやすく分かれているんです。そして、血液型はお父さんとお母さんの遺伝子にも影響されます。血液型がA型の人を例に挙げてみます。A型の人も2種類あって、AA型とAO型の2種類があります。

AA型はAしか持っていないので、まぎれもなくA型になるのですが、AO型に関しては、A型とO型を持っていますが、O型は劣勢なのでA型が優先されて、A型になるようになっています。

このあと詳しく血液型の仕組みについて解説します。

血液型の仕組みを知っておこう!

性格にも影響されることもある血液型ですが、血液型が決まる仕組みについてもう少し確認してみましょう。A型になる場合、B型になる場合、O型になる場合、AB型になる場合に分けて詳しく説明してきます。

A型になる場合

A型になる場合は、先ほどもお伝えしたように、AA型とAO型があります。

こちらの2つがあります。AA型の場合は、お父さんのA型とお母さんのA型をもらっていることになります。ですが、お父さんとお母さんがAA型なのかAO型なのかは、これだけではわかりません。お父さんもお母さんもAO型であったとしても、お互いのA型の遺伝子がくっつけば、子供はAA型になります。

ですので、兄弟にO型がいるのか(もちろんそれだけでは判断できませんが)、参考にすることもできますよ。ですので、A型になる場合は、

  • 父AA型×母AA型→子AA型
  • 父AA型×母AO型→子AA型またはAO型
  • 父AO型×母AA型→子AA型またはAO型
  • 父AO型×母AO型→子AA型またはAO型またはOO型

このようにA型だけでもこれだけの種類があります。「O型っぽいね」と言われることが多いA型は、もしかしたらAO型なのかもしれませんね。

B型になる場合

B型はイメージが悪いと思って、コンプレックスに思っている人もいますが、B型は芯が強くて自分をしっかり持っています。B型になるのは、BB型とBO型があります。

これら2つで、A型と同じです。Aの部分がBに変わっただけとも言えます。B型はA型と発生の仕方が似ていて、以下のようなパターンがあります。

  • 父BB型×母BB型→子BB型
  • 父BB型×母BO型→子BB型またはBO型
  • 父BO型×母BB型→子BB型またはBO型
  • 父BO型×母BO型→子BB型またはBO型またはOO型

先ほどのA型のパターンと全く同じです。家族にB型とO型がいるときは、1番下のOO型が発生する血液型が自分の親の血液型ともいえますよ。

O型になる場合でもA型やB型があり得る

O型になる場合は、実は1つしかありません。その血液型は「OO型」。A型とB型が優勢なので、これら2つとくっついてしまうと、どうしてもO型は姿が隠れてしまうんです。ですので、O型が発生するのは、OO型の1つだけになります。ですので、OO型が発生するパターンとしては、

  • 父AO型×母AO型→子AA型またはOO型
  • 父AO型×母BO型→子AB型またはAO型、またはBO型またはOO型
  • 父BO型×母AO型→子AB型またはAO型、またはBO型またはOO型
  • 父OO型×母OO型→子OO型

この4つ。「4つもあるじゃん!」と思うかもしれませんが、赤で記した可能性しかないので、O型が生まれる確率12このうち、4つがO型となるので、確率は3分の1ですね。

このように、O型はちょっとだけA型やB型よりも可能性が低くなるんですよ。

AB型の場合でもA型やB型があり得る

A型とB型が一緒になったら、両方優勢だからどうなるの?と思いますよね。実はA型とB型が一緒になると、AB型になるんです。なんだか可能性が高そうに思えますが、AB型って周りになかなかいないのが現状。AB型になるパターンとしては、

  • 父AA型×母BB型→子AB型(父母の血液型が逆の場合も含む)
  • 父AA型×母BO型→子AB型またはAO型(父母の血液型が逆の場合も含む)
  • 父AO型×母BB型→子AB型またがBO型(父母の血液型が逆の場合も含む

お父さんとお母さんの血液型が逆転している場合も考えると、AB型が生まれるのは全部で6パターン。他の血液型よりも少ないです。ですので、AB型は少ないといえます。AB型が生まれる可能性の組み合わせであっても、AO型やBO型になる可能性も含まれていますので、すべてがAB型にならないことがわかります。ですので、A型とB型が多いのかもしれません。

A型とB型の性格に迫る!

A型とB型の性格は正反対と言われていますが、どれくらい違いがあるのでしょうか?性格を知ることで接し方が分かってきたり、カップルの場合は長続きの秘訣にもあります。どのような性格なのかちょっとだけ覗いてみませんか?

A型の性格とは?

A型の性格と聞かれて、あなたはどんな性格を思い浮かべますか?A型の性格として言われているのは、

  • 神経質
  • 細かいことにこだわる
  • きっちりしていると安心する
  • 真面目

このようなことが多いですね。特に神経質の部分に関していえば、個人差はあるものの、比較的物事に対して真正面からぶつかってしまう人が多い傾向にあります。そこが、真面目という印象に繋がっていくのかもしれませんね。

A型の性質を理解することで、どうやって接したらいいのか、どんなことに気を付けたらいいのかを知ることができます。「真面目過ぎて息苦しい」という人もいますが、接し方の具体的なことを次で見ていきましょう。

A型の人と上手に付き合うには

A型の人はきっちりしていることが多いです。ですので、「なんとなくノリで動く」ことが難しい性格の人が多いです。計画性があって、準備をしっかりしてくれることが多いです。ですので、もし旅行や何か計画を立てる時は、いったんはA型の人の意見を聞くようにしてみましょう。

A型の人は自分が真剣に考えたことを適当に流されてしまうのが、最も嫌なことです。ですので、A型の人が考えてくれたことをまず聞いて、同調してあげることが大切です。同調してあげることで、あなたの意見も通りやすくなりますし、喧嘩になるリスクも減らすことができますよ。

B型の人の性格とは?

B型であることを隠したいと思う人もいるように、性格にいいイメージがないと思われているB型。ですが、本当に嫌な部分しかないのでしょうか?B型は芯が強くて自分をしっかり持っている人が多いです。ですので、周りの意見に流されずに自分を最後までしっかり貫く、しっかり者のの性格なのです。

  • 自分をしっかりもっている
  • 周りに流されない
  • 気を抜くのが上手’(物事の運び方が上手)

これらはB型の特徴でもあります。

自分を貫くことが「自分勝手」と思われてしまうこともあるので、ケースバイケースで対応が求められることもあります。ですが、B型がいるからこそ物事が円滑に回ることも多いので、大切な存在ですよ。困っている人を助けたくなる人情深い人も多いのがB型の性格の特徴でもあります。

A型とB型が仲良くなる秘訣

A型とB型は相性が悪いと言われていますが、仲良くしているA型とB型もいます。そこで、最後にA型とB型の人が仲良くなる秘訣を伝授します。どんなことをしたら仲良くなることができるのか、コツを知るだけで交友関係の幅が広がって楽しくなるかもしれませんよ。

血液型だけで判断しない

血液型で仲が悪いと言われている場合、相手のことを血液型だけで判断してしまう人がいます。確かに血液型で性格がある程度分かることもありますが、全員がそうとも限りません。血液型で相手のことを判断しないことは、とても重要なことです。血液型で人を判断しないコツは、

  • 会ってすぐに血液型を聞かない
  • 相手のいいところを見るようにする
  • 型にはまらない人がいることを理解する

このようなことが挙げられます。あってすぐに血液型を聞いてしまうと、相手のことを血液型だけで判断してしまうきっかけを作ってしまいます。そして、相手の悪いところばかり見てしまいうと、いいところが見えにくくなってしまいます。そして、血液型の型にはまらない人もいることを頭に入れておきましょう。

すぐに血液型のせいにしない

カップルによくあるパターンですが、喧嘩をしたときに「これだからA型は細かくて嫌なんだ」「もうB型は適当で無理」と思ってしまった経験はありますか?これは、相手を血液型の枠にはめようとしています。これではA型とB型が仲良くなることは難しいです。喧嘩をしたときなどは冷静さをかいていますので、実際に起こっていること以外は口にしないことがベストです。

すぐに血液型のせいにすると、「こいつは血液型で物事を判断する」と思われて、仲たがいしてしまう原因にもなりかねません。どんなに相性のいいとされている血液型同士でも、喧嘩をしたり、うまくいかないことがあるものです。そのため、何かあった時に血液型のせいにするのはやめましょう。

A型とB型は相性が合う組み合わせだった!

A型とB型は相性が合わないと思われがちですが、実は接し方を変えたり、O型が入っていることによって同じA型やB型でも違いが出てきます。いろいろなA型やB型がいるからこそ、人との関わりが楽しくなるものです。今まで血液型で相性を判断してしまっていた人や、何となく距離をとっていた人はもったいないですよ!

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