好きな女性と毎日一緒に居ることができる、最愛の子どもが産まれる、そう考えると結婚はいいものだと感じますが、いつまでもラブラブが続くわけがなく結婚生活に疲れている人の話を聞いたことがあると思います。結婚したい者にとっては「夢のないこと言うなよ」と思うでしょう。今回は妻帯者たちがどうして結婚は地獄と感じるのか?!彼らの経験から地獄の結婚生活にならないためのポイントについてご提案します。いまの彼女にプルポーズを考えている方、結婚していて奥さんの信頼を失っている方も必見です。いつまでも愛される夫になりましょう。
目次
結婚は地獄なのか?!
既婚者男性で「結婚生活は地獄だ」「墓場だ」と表現する男性は多いです。まずはどうしてそのように感じるのかを知りましょう。
- 見えていなかった部分がむき出しになる
- 自由が減る
- 女に見えなくなってくる
- 本性がむき出しになった
- 感心していた行為が付け焼刃だとわかった
- 子どもが産まれたらこちらへの関心が薄れた
見えていなかった部分がむき出しになる
同棲をしていたらわかるでしょうが、多くのカップルは旅行やお泊り以外は外で会っていましたよね。一緒に生活を始めるといちばんに見えてくるのがその人のお育ち、玄関で靴を揃える・便座のふたを閉める・バスタオルはタオルハンガーにかけるなど、細かいことですが自分がマナーだと思って当たり前にしてきたことが相手にできていなかったらイライラしますよ。はじめは「こうしてほしいな」と優しく注意したり親切に直してあげたりしますが、一向に改善されないと見るだけで不愉快になります。自分ができていない側ならまだいいけれど、お育ちが悪く不潔な女性であるとわかったら結婚生活序盤で「失敗したな」と感じてしまいます。
さらには生活を一緒にするとお金の動きが自然とわかりますよね。例えば毎月数万円の使途不明金がある場合、何に使っているか聞きます。大学の奨学金や消費者金融への返済額を知ると「結婚前に言ってほしかった」と愛情が少し冷めるかもしれません。
自由が減る
結婚したら確実にお金と時間の自由が減ります。独身のころは「ランチ行こうぜ」「飲みに行こうぜ」と誘われたらすぐにOKできましたが、お小遣い制になったら毎回ランチに行くことはでません。飲み会も妻に了解を得たり妻が夕飯を作って待ってくれていると思ったら断ったりします。また自分のこと以外にも出費はあるしお金を使うときは必ず相談が必要、自由に使えなくなります。もちろん妻側も同じように自由がなくなったと感じていますよ。
女に見えなくなってくる
いちばんガッカリすることですよね。
- 目の前で脱毛を始める
- 鼻をほじる
- トイレが長い
- 太る
これらは交際中には見えなかった部分です。彼氏とのデートの前には必ず脱毛をしていたけれど、いまは一緒に住んでいるから見えるところでムダ毛処理をするしかない、それくらいなら可愛いですが、なかには脱毛を怠りムダ毛ボーボーの女性もいますよ。また空気のような存在になってくると平気で鼻をほじるようにもなります。さらに女性は便秘症が多いのでスマホ片手にトイレにこもることもしばしばありますよ。そして、結婚後に増量してしまう女性も多いです。出産や育児も大きく関係します。
本性がむき出しになった
交際中は相手を傷つけるようなことを絶対に言わないようにしていた人も、身内になると感情をぶつけるようになります。考えを伝えるのは良いことではあるのだけれど、伝えるのと罵倒は別、傷つけたりネガティブな言葉を発したりしていては夫婦関係が悪化していきます。
感心していた行為が付け焼刃だとわかった
交際中はこちらの気持ちを汲んで行動してくれる素敵な女性、また自分の両親との関係も良好で結婚にはもってこいの女性だと思っていたのに、結婚したらまったく気が利かない、子どもの行事も妻側の実家が仕切り夫側の実家を放置する妻は多いです。
子どもが産まれたらこちらへの関心が薄れた
子どもが産まれると夫婦生活の大半は子どもに持って行かれます。夫婦の営みは横に置いて成長や教育など、子どもに関する話題に尽きることはありません。男女ではなくふたりとも親、それぞれが子どものために必要な人になる、お互いへの関心が薄れていきます。
妻の関心が薄れると家に居るのが面白くない、だから男性は妻以外の女性に目が行ってしまうのではないでしょうか。どんなに素敵な異性がいても想い合っていれば気持ちが揺らぐことはないはずです。決まった相手がいるのに浮気をする理由は相手にガッカリしたり不満があったりするからですよね。
地獄を感じる原因は男性側にもある
結婚生活に地獄を感じる原因は男性自身が作ってしまっている可能性もあります。
- 信頼を失った
- 尊敬に値しないと判断された
子どもがいないうちはラブラブな夫婦が多いですが、出産を機に女性は心身ともに強くなります。また、育児は男性が思っている以上に過酷なので、夫からその理解を得られないと信頼できなくなっていきます。自分は出産を機に生活スタイルがガラリと変わるのに夫はさほど影響がないと正直イライラします。
例えば共働きの場合、保育園の送迎や家事の分担はふたりで行うにしても、子どもの保育園や学校の準備や家のこと全般や実家への配慮など、妻側に課せられる負担は大きいですよ。バブルの時代とは異なり共働きは当たり前と多くの女性は思っていますが、夫の給料が上がらない、出世しない、ボーナスカット、自分も働くけれど生活が苦しい、家事や育児を手伝ってくれないなど、マイナス要因が重なると夫への尊敬の念が薄れていき、しだいに「女を保つ必要がない」「努力するに値しない」「帰ってこなくていいよ」と冷たい態度をとるようになります。
結婚生活が地獄にならないために
結婚生活が地獄になったら人生は台無し、離婚するにも大変な労力が必要になります。ここからは結婚を後悔しないためにするべきことについて考えていきましょう。
相手選び
- 趣味や価値観が合う人を選ぶ
- お育ちをチェック
芸能人が離婚するときに会見でよく聞く言葉は「価値観の相違」これは私たちにも当てはまります。どんなに好みのルックスでも価値観が異なると一緒に生活し始めると少しずつ不満が出てきて、それが不快に変わります。
仲良し夫婦の特徴としてよく挙げられるのは同じ趣味を持っているということ、ケンカをしたり不満があったりしても共通の趣味があれば楽しい時間を共有することができます。また、生まれ育った環境が違い過ぎない女性を選ぶのも大切です。
男性が少し気を使う
何で男ばかり気を使わなくてはならないのかと思うかもしれませんが、実はそうではありません。男性が少し気を使うことで女性は気持ち良くなり自然と男性に気を使い始めるのです。
- 褒める
- 話を聞く
- 記念日を憶えておく
- 触れる・抱く
褒める
段取り良く家事をこなせるようになるのは主婦になって数年後、できないからといってため息をついたり嫌みを言ったりせず、まずは褒めて家事や育児を手伝いましょう。ポイントは大げさに褒めること、はじめに褒めてもらうことで面倒な家事もまんざらでないと感じます。私自身の話を少しします。
夫は「男はキッチンに立つな」という家庭で育ったので彼の中に家事分担という考えはありません。頼んでもできないから(どうやるのか知らないし覚える気もない)時間の無駄になります。できないならそれなりに褒めてくれたらもっと料理を工夫したり自宅や自分をキレイに保ったりするのになといつも思っています。
はじめに「凄いね」「美味しいよ」と言ってあげることでその後の結婚生活は楽しく快適になるはずですよ。夫が褒めてくれると妻も夫の良いところを探し褒めたり子どもに「お父さんは凄いんだよ」と言うようになったりします。想い合う行為は尊敬に繋がります。
話を聞く
ご近所さんの話や子どもの学校の話など、仕事で疲れているときに聞きたくないのはわかりますが、奥さんが話しかけてきたらスマートフォンを操作する手を止めて話を聞いてあげましょう。ここでのポイントは指摘や意見が欲しいわけではないということです。女性は好きな人から話を聞いて「わかるよ」と言ってくれるだけで気持ちが軽くなるのです。こういったとりとめのない繰り返しが信頼関係を築き、夫を大切にする妻になっていくのです。「ただいま」と帰宅して気持ちよく迎えてくれる家族が居ると早く家に帰りたくなりますよ。
記念日を憶えておく
特別お金をかけてディナーやプレゼントをする必要はないけれど、誕生日や結婚記念日を憶えておいてその日の朝に「おめでとう」や「いつもありがとう」など言葉をかけるようにしましょう。女性はちょっとしたケーキを買って帰るだけでじゅうぶん嬉しいです。
触れる・定期的に抱く
交際中のカップルにとっては信じられないかもしれませんが、長い時間一緒に居ると次第に相手に触れなくなり触れることが何だか照れ臭くなっていきます。もちろん女性だってSEXしたいと思うときがありますが、自分から誘って断れたらショック、次からは誘えなくなってしまいます。
いくつになっても女、夫から優しく誘ってもらえたら心身ともに満たされます。仕事やご近所づきあいや子育てで悩んでもその時間だけは女でいられるのは大切です。定期的に抱かれるということは女を意識するということ、体型や服装、夫からみた自分を意識しキレイを保つ努力をします。
結婚生活は自分次第
結婚生活が地獄と感じる人に共通するのは「家のことは妻がしてくれたらいい」「決めてくれたら従う」など受け身だから、また所有物扱いをしてひとりの女性として見ていないからでしょう。自分の人生をより良くするには、ともに生きる相手をしっかりと選び大切にすることではないでしょうか。
結婚したら終わりではなくより楽しい人生の始まりと考え、ふたりで工夫するべきです。すでに倦怠期を迎えている夫婦の方も「ありがとう」と言ったり優しく触れてみたり、できることから始めたらラブラブに戻れますよ。