男性と女性では考え方が大きく異なるのはこれまでの人生経験でご存知かと思います。自分が良かれと思ってしたことが女性にとってはキモイ行為であったり「これはちょっと・・・」と思うことが女性にヒットしたり、男性にとって女性の感覚は理解不能ですよね。しかし、物の見方を女性目線に転換することで急にモテるかもしれない、さまざまな部分で評価が上がるかもしれないと思うとちょっと知ってみたいと思いませんか?!今回は女性目線で恋愛のアレコレについてまとめます。
女性目線とは
会議などの場でクライアントがホストの女性社員に対して「女性ならではの目線で」と意見を求める様子を見たことがあると思います。住宅なら家事動線や家族の様子がわかる間取りだったり、ファッションなら必要なところにポケットがあったりアクセサリーを付けられるよう金具がついていたりします。私が思うに、女性目線とは簡単に言うと「あるといいな」という潜在ニーズを満たすことではないでしょうか。また見た目ではなく様々な経験を通して得たことであると考えます。
恋愛における女性目線
女性が考えるイケメンって?!
男性が考えるイケメンとは顔の彫りが深い人、つまりルックスが良い人ではないでしょうか?!しかし女性がキャーキャー騒いでいる俳優さんを見て「イケメンですか?!」と思った経験があるはずです。もちろんルックスが良い男性も好きですが、男性の感覚とは少し違います。好みにもよるけれど女性にとってその男性が醸し出す雰囲気と「あったらいいな」という欲求を満たすことが大事なのです。
雰囲気イケメンって?!
雰囲気イケメンとは顔だけでなく様々なことをトータルしてバランスが良い男性だと言えます。
- 笑顔が素敵は人
- 清潔感がある人
- 何かと器用な人
- ファッションセンスがいい人
- 自分を持っている人
- 仕事ができる人
- 趣味を持っている人
- 立ち回りがスマートな人
- ポジティブな人
こういった好印象がいくつも重なって雰囲気イケメンは作られます。つまり特別ルックスが良くなくても総合的に評価が高かったら誰でもイケメンカテゴリーに入ることが可能なのです。ワッと注目を集めるイケメン俳優でも演技が下手だったり私生活がゲスだったりすると数年後には消えてしまう、一皮むかないと復活は難しいと言われますよね。繰り返しお伝えしましが女性目線のイケメンはルックスだけではありません。
恋愛対象外になる理由
前の項目をふまえ、トータルの評価が良ければルックスが特別良くなくてもイケメンカテゴリーに入ることができるはずなのに、これまで恋愛対象にされていない場合は上記項目のどれかを満たしていなかったからではないでしょうか?!女性目線の恋愛対象外を挙げます。
- ファッションにこだわりすぎる人
- 生活にストイックすぎる人
- 清潔感に欠ける人
- 細かい人
- 自慢話が多い人
- 他人を否定する人
- 仕事をしない人
- 受け身
- ネガティブな人
ファッションに無頓着でも清潔感があれば気になりません。むしろこだわりを持ってハイブランドで固めた男性は「ナシ」です。同じクオリティーを求められるのは嫌だし、何よりそのハイブランドはどうやって手に入れているのかも気になります。また、ファッションや女子トークにやたら関わり細かく指摘する男性も対象外です。例えば生活スタイルにこだわりを持っている人は女子の食生活やダイエットなどに口出ししますよね。さらに自分を引き合いに出し自慢を交えながら周りをを否定する人も願い下げです。逆に「どうせダメだ・うまくいかない」などと自分を低く評価する男性も恋愛対象にはなりません。そして「誰かがすればいい」と腰をかけて待っているような男性に魅力は感じませんよ。不潔な人は論外です。
仕事ができないのは論外
- 残業で寝不足、体調悪いアピール
- 他人のせいにする
- 悪口が多い
- 不満が多い
男性も給湯室で長々と女子トークをする人たちを見てイライラしますよね。女性目線で言うと仕事をサボって女子トークをすることと男性の上記項目のような言動は同じ、寝不足や体調悪いアピールは要領が悪い証拠、また誰かの悪口を言ったり職場や仕事内容への不満ばかり並べていたりするのも仕事ができない証拠です。働かなければ報酬は得られないし、人と関わっている以上いいことばかりではありません。デキる人は環境をどうやって改善するか、より良くなるにはどうするかをポジティブに考え自ら動き努力し続けます。女性はそういった姿に惹かれます。
モテるには?!
ほどほどの外見
清潔感はもちろん必要ですが、髪型やファッションにこだわりすぎるのもマイナスポイントです。お付き合いをする場合、女性は自分とあまりにも不釣り合いなファッション(ダサいのもアウトだけれどおしゃれすぎるのも無理)をされるのがとても嫌、正直言ってどんなに高価でこだわりのあるデニムをはいていても清潔感に欠けていたり自分のファッションと合わなかったりしたら価値を感じません。男性だって女性が好んではく流行のレーススカート(チュチュなど)を子供の発表会の衣装だと感じたりレギンスがおばさんファッションのように思えたりしますよね。ファッションは度を越さない、今年の流行を押さえている程度で十分です。
頼りにされる人になる
他人の意見に流されず自分の考えを貫ける人や仕事をそつなくこなしさりげなく周りをフォローできる人は頼りがいがあります。また、周りをよく見て自分から行動を起こす人も頼られます。
コミュニケーション能力を磨く
どんなに人となりが良くてもそれを出せないと女性は気付きません。人となりを示すのに大切なのは相手とのコミュニケーション、基本的な挨拶や仕事における「ホウレンソウ」はもちろん大切ですが、日常生活のなかのいたって普通の会話も笑顔でするようにしましょう。相手の話を聞く姿勢も大切です。
ジェントルマンを貫く
男性のなかにはむやみやたらと接近したり女性の私物や身体に触れたりする人がいます。これは恋愛において駆け引きが上手くいっている間柄のみに効果的に働くこと、普通は女性にとって不快指数がマックスになる行為ですよ。良くも悪くもないと思っていたけれど、その行為がきっかけで「嫌い」や「キモい」を招くことになりかねません。好印象を与えたいなら一定の距離感を保ったほうがよいです。
昔と共通して言えるのは頼りがいがある部分ですが、昔と大きく異なるのはわかり合いたいからコミュニケーション能力に長けた人を選びます。
【まさに潜在ニーズ】女性が求める結婚相手
結婚適齢期の女性の多くは家庭環境や周りの生活を目の当たりにし、実情をよく知っています。つまり結婚に対してとても冷静な女性が多い、女性目線で求める結婚相手を挙げます。
堅実に稼ぐ人がいい
パソコン1台でしかも数秒で億単位の利益をあげる人がいますよね。一見贅沢ができて良く思えますが、一瞬で億単位の負債を抱えるリスクもあるということです。欲を言えば社長夫人のほうがいいけれど、リスクを背負いたくないと考える女性はごく一般的な稼ぎでも定額を家に入れてくれる男性を選びます。また、身体が合えば幸せと言われるけれどSEXライフが充実しているだけでは生きていけません。何よりライフステージに合わせて堅実な生活ができる男性を求めます。
お金持ちよりも家族思いな人がいい
お金持ちには儲け話がどこからともなく転がってくるもので、色々な誘いに乗ったりビジネスパートナーとの付き合いを大切にしたりしていつも忙しいです。せっかくの休日なのに夫が家に居ない、また趣味が異なると別行動になってしまいます。それではどんなにお金を持っていても寂しいです。「亭主元気でするがいい」と言われたバブルの時代とは異なり家族と過ごす時間を大切にできる夫を求めます。
お互いを大切にできる人がいい
「俺様についてこい」ではなく、話し合ってお互いの意見を尊重し、より良い方向へ共に進める関係を求めます。また、家事は女性がするものと一方的に押し付けるのではなく手が空いたほうがするという感覚を持った男性を求めます。
同じ趣味の人がいい
同じ趣味を持っていると会話は自然とするし一緒に出かけることも多いです。夫婦円満の秘訣のひとつは同じ趣味を持つことです。
面白い人がいい
滑ってしまうのを恐れて冗談を言わないのはプライドが高く心を開いていない証拠、そんなカタブツよりもウケなくても面白いと思ったことを口にして笑いを作ってくれる方が楽しいです。
健康な人がいい
何より健康な男性が良いです。将来かかるであろう医療費や闘病生活の介助や介護などを考えるとはじめから病気になることが予測できる人(喫煙者や偏食など)を選びません。不摂生をしていると30代後半くらいから顕著に衰えがやってきますよ。
イケメンよりも努力家がいい
若い頃はイケメンだったら得することがありますよね。イケメンを笠に着て努力しない人は年を取ったらただのヒト、賢い人はライフステージごとにやるべき準備と努力(スキルアップなど)をします。アリとキリギリスではないけれど、結婚するならコツコツと努力する人を求めます。
実家との密な関係を許してくれる人がいい
女性にとって自分の実家が近いということは大きな助けになります。妊娠・出産や仕事に復帰したとき、子供や家事などの手助けをしてほしいと思うからです。特に母親の存在は絶大、悩みを相談したり一緒に出かけたりしてストレスを解消します。夫の実家に「ちょっとお願い」はできないし、してもらったことに対して意見することもできません。女性目線で結婚を考えたとき最終的にたどり着くのは実家との密な関係を良しとしてくれるかどうかではないでしょうか。
女性目線での恋愛をまとめると・・・
女性目線で恋愛についてまとめると、男性を選ぶ基準は見た目の評価ではなくトータルの評価ということです。相手を想い平等に考えることができる人、まじめに働き定額を得る力がある人ならば特別イケメンでなくてもお金持ちでなくても恋愛対象・結婚対象になるのです。