【人を傷つけてしまったとき】どうすればいい?!

あなたは人を傷つけてしまったとき、どのように対象しますか?!それが他人であっても自分にとって大切な人であっても、どんなに公開しても人を傷つけたという現実を巻き戻すことはできません。今回のテーマは人を傷つけてしまったときの言動について、ケース別にご提案します。

人を傷つけてしまったときどのようにしてきた?!

これまで人を傷つけてしまったとき、あなたはどのような対応をしてきましたか?!

  • 逃げる
  • 知らないふりをする
  • 傷つけたのを他人のせいにする
  • 開き直り逆ギレする
  • 連絡を絶つ
  • プレゼントする
  • 謝罪する

自分の行いで人を傷つけたのを知ったとき「ヤバい」と思います。それが自分の怠慢や軽はずみな言動から起こったことなら、なおさら後悔し、時間を巻き戻したくなります。特に自分にとって大切な存在であったり今後何かと関わる相手だったりすると自分がほんとうに嫌になりますね。

逃げる

その場から去って一時期はホッとしますが解決になっていません。それはもちろん人を傷つけた状態のままだからです。物を壊した場合は買い直したり修理したりすれば元通りになりますが、その人の大切な物だったら心は傷ついています。加害者が他人なら被害届や名誉棄損で訴え潰してやろうとおもいますが、それが知り合いや身内なら複雑、裏切られたという気持ちに打ちひしがれて立ち直れません。

逃げた自分もモヤモヤするはず、その場で誠意を持って弁償することを約束したり謝罪の気持ちを伝えたりすればこんな思いにはならなかったはずです。

知らないふりをする

現場を押さえられ指摘されたのに嘘をついてしまうこともありますが、こういった場合ほとんどが自分のせいで問題が起こっているのがバレていますよ。たとえ主張が通り責任を逃れても周りからの信頼はなくなり居場所を失います。

傷つけたのを他の人の責任にする

自分が原因で傷つけたのではなく相手のせいにしたり犯人は別にいるということを主張したくなったりするときがあります。ただ、ひとつ嘘をつくと繕うために嘘を重ねなくてはならないし、よほど頭の回転が良くない限りその嘘はバレてしまいます。

相手は傷つけられさらに見え見えの嘘をつかれたのですから、怒りを通り越して何とも言えない感情になります。自分もあえて傷を深くしたという後悔しか残りません。

開き直り逆ギレする

こちらも最悪の展開、声を荒げたり巻くし立てたり物にあたったりすることで一旦その場は静まりますが、それはあなたを恐れて黙っているのではなく呆れてものが言えなくなっているからです。逆ギレするという行為は自分が人を傷つけたことを認めているからすること、悪意がむき出しになり周りの信頼を失います。

連絡を絶つ

この行動は特に友達にすることが多い、人によっては恋人にすることもあります。連絡を絶って存在しなかった人とすれば自分は楽になるかもしれませんが、相手は酷く傷ついています。連絡がないのだからもう会うことはないのはわかっているけれど、傷つけられた部分がえぐれたままずっと残ってしまいます。自分自身も過去に連絡を絶った人を思い出しモヤモヤします。

プレゼントをする

外交でもよく見かけますね。目的のために相手が喜ぶものをプレゼントし争いを収めるという手段です。好みのものをプレゼントされて喜ばない人はいませんが、根本的に許したわけではありません。場合によってはさらに相手を傷つけてしまうことにつながります。プレゼントはある意味効果的ですが、次にご紹介する謝罪をしたうえで渡さなくてはなりません。

謝罪する

人を傷つけてしまったとき、どうすればよいか、私個人としては謝罪しかないと考えます。逆の立場になったら簡単にわかること、事実を隠し事なく説明し傷つけてしまった相手に自分が悪いと思っている気持ちを伝えるしかありません

人を傷つけたとき逃げるのは絶対に良くない!

後悔するくらいなら謝る

傷つけたという事実から逃げてしまうと相手はもちろん傷ついたままだし自分も後悔したり責任を感じたりします。一時期自分を責めるのは誰にでもありますが、人によってはそれを引きずり「同じように傷つけるのではないか」と臆病になり人と接するのを避ける場合もあります。それでは何の解決にもなりません。出来事を思い返し後悔したり責任を感じたりするなら置かれている状況を受け入れ謝るべきです。

誠意をもって謝るのが得策

傷つけて自分が悪いのは百も承知、許してくれないのは仕方がないことですが、逃げたり誰かのせいにしたりするのはお門違いで、どのようなケースでも誰が相手でも人の物を心を傷つけた以上、誠意をもって謝らなくてはなりません。当たり前ですが得策はこれしかないのです。ただ、ケース別によって謝り方やお詫びの言葉は異なってくるので、その部分については後ほどの項目でご説明します。

人を傷つけた経験から同じ過ちをしない努力をする

謝罪の方法についてご提案する前に、今後人を傷つけないために押さえるべき点についてご説明します。

  • 相手の立場になる
  • 言葉の重みを理解する
  • 過ちを繰り返さない

自分は良かれと思ってしてあげたとこだけれどそのこういが相手を傷つけてしまったというケースはよくあります。例えばその人のプライド、自分がしてしまったことで周りに脳なしと判断されることが予測できるなら親切でしようと思うことでも手を止めるべきです。つまり相手の立場になって物事を考えなくてはなりません。

人を傷つける代表格は何といっても言葉でしょう。接続詞ひとつで意味が異なるほど、言葉には大きな力があり一度発した言葉は取り消しができません。だから、感情的になっても頭のなかで考えを整理して、一息ついてから言葉を発するようにしましょう。

相手を傷つけた経験は今後の人生に大きく役立ちます。同じ過ちを繰り返さないことが何よりも大事ですが、そればかり考えて消極的になるのも違います。要は、前の項目「相手の立場になる」「言葉の重みを理解する」この2点を押さえて行動すれば人を傷つけるのを極力避けることができます。

傷つけてしまったときの対処法

ここからはケース別の人を傷つけてしまったときの対処法についてご提案します。

物を傷つけてしまったとき

今回のテーマは傷つけてしまった場合なので、こちらに非がある設定でご説明します。これは私の体験です。

ショッピングモール内で駐車スペースを探し右折しようと待機していたとき、前に出すぎたと思って軽はずみに車をバックさせたら、すでに後ろに車が並んでいて「ガシャン」バックで追突してしまいました。すぐ外に出て「ごめんなさい!」相手に怪我がないか確認しホッとする、また車の破損状態を見ると相手の車は無傷、思わず「傷ついてなくて良かった」と言ってしまいました。その言葉を発したとたん、相手が号泣し取り乱し、人がたくさん集まり大事になってしまいました。相手は社会人1年目の女性でボーナスを頭金にしてこのまえ車を購入したばかりでした。

このとき私はどうすればよかったかというと、自分本位な発言を控えるべきだったのです。彼女の心を傷つけてしまったのは私の「傷ついてなくて良かった」という言葉、良くないですよね。軽率な言葉で失敗はしたものの、その後の気遣いで示談交渉はスムーズにすることができました。下記は私自身が行い相手の気持ちを静めた手順です。

  • お互いの車を安全な場所へ停車させる
  • 安全な場所に移動して相手が怪我をしていないか確認する
  • 相手に謝罪
  • 車の状態を確認し謝罪
  • 警察官を呼ぶ
  • 警察官を交えて手続きをする(相手の連絡先を聞く)
  • 保険会社(任意保険)に連絡し対応してもらう

できれば両者の車を安全な場所に停車させハザードランプを点灯、相手の安否確認、けがなどをされている場合は無理に車を移動させず発煙筒か停止指示器材を被害者の車両後方に置いて救急車を呼びます。

相手に怪我がない場合、お互い歩道に移動し(安全な場所)車の状態を確認、お詫びをして警察官を呼んで手続きする旨を伝えます(手間をかけるから)。急いでいる方はとても怒りますが、後々相手を傷つけないためにもこの手続きが重要なので相手が「急いでいる」と拒んでも待ってもらいましょう(道路交通法に定められている)。

被害を受けた方はとても怒っていますが、第三者が入り話をすると少し落ち着いてくれます。警察官を交えて必要な手続きをし、相手の連絡先を聞き保障について保険会社から連絡させてもらうことについて説明します。保険会社へ連絡、担当の方の指示に従い丁寧に対応するようにしましょう。

ここからは代理人となる保険会社の担当者にお任せし、示談交渉の結果を待ちます。保険会社の方はプロなので上手に対応してくれますが、相手を傷つけ怒らせるか怒らせないかは事故を起こしたときのはじめの言動によって大きく変わります。

「事故を起こしたら車をロックし保険会社から指示をもらうまで出るな」などと言う人もいますが、これは道路交通法にも違反するし人としてあり得ない行為です。相手の物や心を傷つけてしまったのですから誠意を持って謝らなくてはなりません。なにより、気が動転し真っ白になったときは、車を安全な場所に移動させ相手の安否確認をして(場合によっては救急車を呼ぶ)契約している任意保険の会社に連絡、指示してもらいましょう。

取引先の人(お客さん)を傷つけてしまったとき

ある日突然お客さんが怒り電話をかけてくることはよくあります。100%こちらのミスで怒り狂ってどうしようもない状態、あなたは経験ありますか?!相手がこちらに求めているのは下記です。

  • 怒りを受け入れること
  • 謝罪の言葉
  • 反省する態度
  • 責任を認め対応を具体的に説明
  • 賠償
  • 重ねてお詫び

お客さんが怒っていると「嫌な時間だな、こんな担当はやく変わってほしいな」そう思いますが、期待する気持ちを傷つけられた立場になるととても悲しくなりますよね。例えば一生に数回しかない買い物や大切な人への贈り物に不備があると許せませんよね。

最近の謝罪会見を見ていても特に責任を認めることをしないのが特徴的で、皆さんもご存知のとおり責任を誰かに押し付けているような謝罪会見では誰も納得しないし会見を開いたこと自体が不快です。こちらが100%悪いときは潔く非を認め、まずは傷つけてしまった方の怒りを受け入れ(電話口でも訪問しお詫びをするときも)最後まで相手の話を聞きましょう。次に上記6点を押さえた謝罪をしなくてはなりません。

はじめはとても怒っていても一通り怒りを吐き出し、こちらがそれを静かに受け入れ責任を認めると、こちらの悪い印象は回復し、場合によってはそれが信用に変わることもあります。

彼女や家族を傷つけてしまったとき

いつも一緒に居たり心が許せる相手だったり血が繋がっていたりするからこそ、裏切って傷つけてしまうのが彼女や家族です。

  • 浮気がバレた
  • 借金がバレた
  • 手をあげてしまった
  • 喧嘩で言い過ぎた

どんなに絆が深くても相手の心や身体を傷つけてしまったら信頼を失い相手は距離を置くようになりますが、出ていったり無視をされたりすると修復が難しくなります。「冷却期間」といってそっとしておく人もいますが、出ていってしまうとどうやって連れ戻すのでしょう?!日が経つごとに事態は悪化します。そうなるまえに素直に謝らなくてはなりません。

  • 誠意を持って謝る
  • もう傷つけるようなことはしないと約束する
  • 具体的にどのような努力をするか提案する

言い訳は一切なしに自分の非を認め、今回のような行為はもうしないという反省の気持ちを言葉と態度で示し、具体的に何を改善するのかを提案します。例えば浮気をした場合、スマートフォンのアドレスを見せパートナーが指示する人の連絡先を消したり定時連絡をする約束をしたりします。

人を傷つけてしまったときはその経験を今後に活かす

生きていれば知らないうちに人を傷つけてしまったということは必ずあるし、それが近しい人でも他人でも、やってしまったことに責任は持つべきですが、傷つけてしまった自分を責めるばかりではなくその経験を今後に活かす、同じ失敗を繰り返さない強い自分にならなくてはなりません。人を傷つけたときは言い訳よりも「ごめんね」という言葉が出る人になりたいです。

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